2010年04月22日
日本の川と水量そして吉野川
川を下る前にまずチェックしておきたいのは水量のこと。
水量の多さと安定度は流域面積の大きさに比例するようです。
ちなみに、四国の大きな川の流域面積を調べてみると。
吉野川3750km² 四万十川2270km² 仁淀川1560km²
いくら「香川県で渇水」とニュースで騒がれていても、自然の水の流入でラフティングやカヌーが楽しめる吉野川は、この流域面積の大きさにあるのかもしれません。
写真は吉野川下流にある最大の中州の島「善入寺島」。田んぼ部分の奥にも川が流れています。実際行ってみると島の大きさにビックリ。しかも大正初期までは約500戸3000人ほど住んでいたらしい。
で、
水量は一般的に「何トン(m³/s)」という言い方をします。慣れないとさっぱり分からないと思いますが・・・。
これに慣れるにはカヌーを楽しむホームリバーを持つことが一番かと思います。そうすると、水量を見ると川が想像できるようになります。
僕の場合吉野川を見る際、
詳しくはコチラ
まず、早明浦ダムの放水量を見ます。そして池田ダムの流入量と放水量を見ます。そうするとなんとなくイメージがわきます。
これに支流の流れ込みも加わるので雨量を気にしつつイメージ。さらに詳しく知りたい時は各地点の水位を見ます。
あと、早明浦ダムの貯水率も気になるところ。夏になり雨が少ないとこの貯水率が下がるので、当然放水量を調整します。
そんなことを踏まえ、どこを下ろうか考えます。
場所にも寄りますがフツーに川下りが楽しめる水量は50トン前後から120トン前後と言えます。
以上、参考までに。
個人の意見ですので、下る際は自己責任でお願いします。
Posted by トリップ at 08:46│Comments(0)
│四国の川下り
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。